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「和らぎや」前田さんとの対談

今年の夏に開催した前回の「100万人のキャンドルナイト in 東灘」でお世話になった、
神戸市兵庫区にある国産畳のお店「和らぎや」の店主である前田さんから、お店のホームページの企画(対談企画「ニッポンと話そう。」)で対談のご依頼があり、先月、お会いしてきました。
その対談の内容が、先週からアップされています。

冬にしては暖かい土曜日の午前中、明るい陽光が差し込む芦屋の「コポコポカフェ」で、約2時間ほど、いろいろなお話をさせていただきました。

前田さんと私が知り合うきっかけとなった、前回のキャンドルナイトのこと。
(私がインターネットで、地域のイベントなどで「ミニ畳づくり」のワークショップをされている「和らぎや」さんを知り、イベントへの協力をお願いしたところ、快諾して出展してくださったのがご縁で、それ以降交流が続いています。先日のキャンドルナイトにも、ご家族全員で来てくださいました。)
逆に、前田さんは初めて「キャンドルナイト」という取り組みを知り、ご自身もイベントに参加したことで、よりいっそう取り組みを身近な自然なことに感じることができたそうです。

そして、私も体験した、本物と同じ工程や材料を使った「ミニ畳づくり」のこと。
国産のいぐさの実物を見たり、香りをかいだり、触ったりすること、小さな子どもでも道具を使って自分だけの作品を作っていく体験ができること。
自分が普段目にしているモノ、使っているモノがどのようにして作られたのかを身をもって知る、とてもいい機会になっています。

また、自分が無数にある商品の中から、本当によいもの、自分のライフスタイルや価値観に合うものを自分の目で選ぶ(消費者として、選べるだけの経験を積む)、ということも考えさせられました。

長い目で見れば、自分がある商品を選んだり支持したりすることで、その生産にかかわる人を支えたり、応援することにつながっていきます。
そういった意味では、国産畳も、外国のコーヒー豆などのフェアトレードなども同じ。

前田さんは、このお仕事に就いてから、生産者や商品の情報を「伝える」ことに日々努力されています。
「ミニ畳づくり」のワークショップも、こまめに更新されているお店のホームページや、納品やお客様とのやりとりの一部を紹介したブログなども、その取り組みのひとつだと思います。
つくり手の顔が見えるお店、こだわりが感じられる商品には、自然に人が集まると思います。

マンション住まいの我が家には、6畳の和室しかないのですが、「和らぎや」さんの畳を長い目で応援していきたいと思っています。
by monsteracafe | 2008-12-23 00:43 | Life style
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