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義父を訪ねて。

義母が亡くなって、ちょうど2ヶ月。
その間、四十九日の法要で雄サンの実家に足を運びました。雄サンは諸手続きや遺品の片付けなどを兼ねて、ちょくちょく義父の様子を見に行っています。

義母が亡くなったとき、雄サンは、親戚など周囲の人たちから、「(長男である)雄サンと私たちが義父と一緒に実家に住むのか」と言われたのだそうです。
私も両親から同様のことを指摘され、まったくそうしたことを考えていなかった自分に気づきました。

でも、正直、小さな子ども2人を育てて働きながら、来月で80歳になる高齢の義父の世話や、実家のメンテナンスや家事いっさいをやっていける自信はなく、また、住み慣れた現在の地を離れるつもりもありませんでした。

雄サンのほうから「俺も父と一緒に実家に住むつもりはないから。姉2人とも、近いうちに良い条件の高齢者入居施設を探して住んでもらうのが最善だと話し合っている。」と言ってくれ、我が家にできる範囲でお義父さんをサポートしていこうと話し合っていました。

 *****

今日は、義父から「(ポンすけが一緒だとなかなかゆっくり話せないので)平日に二人でうちに来てほしい」とのリクエストがあり、仕事の休みが取れた雄サンと2人で実家を訪ねました。

もっと意気消沈しているかと思いましたが、義父は自宅を自分に使いやすいように細かく手入れし、趣味の俳句を楽しんだりして、思ったより元気そうに暮らしていました。

義母の形見分けとして、私にも貴金属などいくつかを用意してくれていました。
雄サンの祖父が祖母に贈ったダイヤモンドの指輪が、義母に受け継がれ、義母がネックレスに加工しなおしたものを嫁の私に譲ってくださいました。
(私が雄サンから送られたダイヤよりも大きくて立派です。)
そのお気持ちが嬉しくて、大切に使わせていただこうと思いました。

お昼を挟んで、お互いの近況や社会情勢のことなど、色々とお話しました。
いつも雄サンが言うのですが、普段お義父さんはどちらかといえば寡黙な方で、あまり父と息子として話したこともなかったそうですが、私が加わると今までに聞いたこともない話をたくさんするのだそうです。

最近は携帯の扱いにも慣れてきたそうで、これからは嫁の私とも時々電話やメールで会話がしたい、とおっしゃっていました。

帰り際、「今日は色々な話ができて楽しかったし、暮らしぶりを聞いて、安心した。まずは元気な赤ちゃんを産んでください。元気なうちは、しばらく一人で頑張って生活していこうと思っているので」と言ってくれました。

※追記:
翌朝、早速義父から携帯に電話がかかってきました。
昨日は疲れが出なかったか、私の身体を心配してくれ、今日は週に1度のリハビリに行ってきます、とのことでした。
これくらいのことで義父が喜んでくれるのなら、時々私からも連絡したいと思いました。
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by monsteracafe | 2010-07-22 23:14 | 家族 | Trackback | Comments(4)
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Commented by luna at 2010-07-23 22:49 x
お久しぶりです。
体調の方はどうですか?熱い日が続きますから気をつけてくださいね。
お義父さんとの交流・・・とてもあたたかい感じが伝わってきます。そしてすてきだなと。うまく言葉で表現できませんが、「あたたかい」空気といいますか、思いやりの連鎖といいますか・・私まであたたかい気持ちになりました。
仕事復帰して一か月、慌ただしく過ぎていく日々のなかで、なかなかこんなあたたかい気持ちになることってないですから。少し立ち止まってあたたかい気持ちになりました。ありがとうございます。
Commented by monsteracafe at 2010-07-24 10:52
>lunaさん
お久しぶりです。コメント、ありがとうございます。

今年の夏は例年よりも暑いのでしょうか?今までこんな時期にうちにいたことがないので、自宅の中でも暑さに参っています。
お腹の赤ちゃんは日々元気に暴れまくっていますが、母子ともに元気です。

結婚して10年、結婚当初は義父母と何度も衝突しましたが、最近は比較的良好な関係が築けているのではないかと思います。

今回も義父の方から「仕事を辞めて、うちで一緒に暮らしてほしい」といきなり切り出されたら、こちらも穏やかには返事ができなかったと思うのです。

義父なりに、私たち夫婦の価値観やライフスタイルを理解し、見守ろうとしてくださったのではないかと思います。
昔ながらの価値感を重視する方なので、とても感謝しています。

実家の母とはこまめに携帯メールや電話をしたりしますが、自分の父ともそんなに頻繁にやりとりしているわけではないので(会って話す方が多いです)、もっと年の離れた義父とどんなやりとりをすればいいのか分かりませんが、産休・育休中の今くらい、試行錯誤してみようかと思っています。
Commented by エレナ at 2010-07-25 03:04 x
話し相手かしら。
高齢になると、話す相手が少なくなってくるみたいで、私の祖母場合はなんでも良いから話を聞いてくれる人が欲しいみたいでした。内容が全く同じことを繰り返し繰り返しだったとしても、「誰かに聞いてもらえている」というのが安心感につながっていたみたいです。
でもって、私たちの時代には全く想像のつかないこと(戦争体験とか、租界とか)を話をしてくれるので、それはそれで楽しかったですけどね。

身体の許す限りでよいと思うので、ちょくちょく話し相手になってあげてくださいね。
Commented by monsteracafe at 2010-07-25 09:07
>エレナさん
自宅に一人きりでいると、誰とも話さない時があったりするので、話す相手が欲しいのでしょうね。

お義父さん自身も、「今の時代、どのように最後を迎えるかが課題だ」と話していました。
実家の周囲も奥様やご主人を亡くされた方がたくさん一人暮らしをしている方がいらっしゃるのだそうです。
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