今年の夏は暑くて、臨月でそうそう外出もできなかったので、よく本を読みました。
その中でいくつか印象に残ったものをご紹介していきたいと思います。
「
くまちゃん」
主人公が変わっていく、7編の恋愛小説(しかも、いずれもうまくいかない恋愛)なのですが、全体を通して、(人生の)成功ってなんだろうとか、「やりたいことやる」ってどういうことだろうとか、年をとるってどういうことだろうか、といったことを考えさせられる内容で、興味深く読みました。
1つのお話に登場していた人物が、次のお話の主人公になっていたり、別のお話に再登場したりして、面白い趣向も取り入れられています。