佐々木正美 「かわいがり子育て」

先日、児童精神化医の佐々木正美先生の記事を読み、また佐々木先生の子育てに関する本を読みたくなり、「かわいがり子育て―3歳までは思いっきり甘えさせなさい」を読んでみました。
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冒頭から、こんな文章が。

生まれたばかりの赤ちゃんは、お父さんやお母さんに、たくさん愛されることで幸せになります。でも5~6ヶ月を過ぎると、「お父さんもお母さんも幸せになってください」と願うようになるのです。

(子どもは)かわいがられて、うれしい!
(親は)かわいがって、うれしい!
(子どもも親も幸せになる子育てとは、)「喜び」というプレゼントを、親子でたくさん交換する子育てです。

 *****

この本の中で、著者が何度も説いていたのが、子どもの「こうしたい」という願いに応える「甘やかす」「過保護」はけっこう。
子どもが望んでいることに応えて、しかも望んでいることをやってあげ過ぎる・・・なんて立派なお母さんは滅多にいないはず。
(子どもが望んでもいないことをやり過ぎるお母さんは結構いて、それを「過干渉」というのだと。)

子どもは“守られている”という深い安心感と共に成長し、人間の心の土台になっていくそうです。
親から愛されていることを確認しながら、しだいに「自分は大切な存在なんだ」「生きていっていいんだ」という気持ちを育んでいったり、自分の気持ちを大切にされて育った子は、他人の気持ちも大切にできる子に育つのだそうです。

 *****

頑張り過ぎないことも大切だそうです。
完璧を目指して緊張しているお母さんよりも、ゆったりとした気持ちで子どもと向かい合い、自分のことを「まぁまぁ合格点かな?」と思っているお母さんのほうが、子どもを見ていて「すごいなぁ」と感動したり、「面白いなぁ」と笑うことがずっと増えるようになるとのこと。

また、子どもに対して、「ごめんね」とマイナスの気持ちを込めて言うよりも、「ありがとう」とプラスの気持ちを伝える方が、子どもは嬉しい。
「ごめんなさい」の子育ては、自分を責める子育て。「ありがとう」の子育ては、自分を責めない子育て。

この本には、こうした大きな考え方のもと、具体的にこういうシーンではどう接したらいい?というあれこれ(例えば、小さなことでも褒める、待つ、抱きしめる、など)を分かりやすくイラスト入りで書かれているので、とても読みやすかったです。
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by monsteracafe | 2010-10-26 09:39 | 家族 | Trackback | Comments(4)
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Commented by イチゴ at 2010-10-28 21:28 x
なるほど~。
ここから読み取ると、うちのパパは結構出来ているんだ~って感心しました。
ムスコが望む事を100%応えています。
思いっきり褒める、出来るまで待つ、一緒に楽しむ。
それは私の友人が見てもいわゆる「過保護」に見えるほど(笑)
そして私はどちらかというと「過干渉」ですね…
抱きしめる、ありがとうを言うは出来ているのかな~。

なんだか主人の過保護っぷりが少し心配だった私はちょっと安心です。
Commented by よこたん at 2010-10-29 14:11 x
はじめまして。
感動しちゃって、つい、コメント書かせていただきました(∩。∩;)ゞ
素敵な本ですね☆
Commented by monsteracafe at 2010-10-30 12:11
>イチゴさん
ご主人、素晴らしいですね☆””

他には、「ちょっと待って」と言わずに「ちょっとだけね。」と言って応じてやる、というのがありました。
私は2人目が生まれたこともあり、ついつい「ちょっと待って」と言ってしまいがちなので、とりあえず1分でもいいから上の娘の希望に応じてやる心のゆとりが必要だなぁと思いました。

イチゴさんのところは息子さんなので分かりませんが、子どもが、おままごとで母親の役をやりたがるかどうかも、“大きくなったらママみたいになりたい!”と思っているかどうかが分かるんだそうです。
ポンすけは、よくママ役や保育園の先生役をやりたがるので、そこは“私もけっこうがんばってるかも!?”と、安心しました。
Commented by monsteracafe at 2010-10-30 12:13
>よこたんさん
初めまして。
コメント、ありがとうございます。
私が共感したところや印象に残ったところを要約してご紹介させていただきましたが、よこたんさんにも何かが伝わったようで、良かったです。

とても良い本だったので、今、ダンナが読んでいます。
ぜひ原本を読んでみてください♪
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