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俵万智 「生まれてバンザイ」

先日、図書館で何気なく手に取った1冊。
生まれてバンザイ」は、「サラダ記念日」「チョコレート革命」などで有名な歌人・俵万智さんの妊娠から出産、その後の育児の日々の中から生まれた短歌を編者が選りすぐってまとめた1冊でした。

普通は1行で表現される短歌ですが、詩のように、言葉の語感や文章の意味を重視して、1ページに複数行に分けて記載されています。
そのため、短歌に馴染みが薄い人にも読みやすく、その歌が詠まれた時の情景や気持ちがよく伝わってきます。

日々成長していく子どもとの何気ない日常を、心のシャッターで切り取り、三十一文字の言葉の中にギュッと写し取る。
素晴らしい才能だと感心しながら、時には育児に疲れ音をあげそうな自分を励ましてくれる歌、小さな幸せに気づき、感動する歌など、1つ1つをできるだけ丁寧に味わって読みました。

4歳4ヶ月のポンすけと、もうすぐ9ヶ月になるたいちゃんの妊娠・出産・子育てをしている私には、どの歌にも共感でき、思わず涙が出てくる歌もいくつかありました。
母にも読んでもらったのですが、やはり母も感じるところがあったようで、母も涙を拭いながら読んでいました。

現在“母”の女性に読んでもらいたい、これから母になる予定の方にも贈りたい、“珠玉の1冊”だと思いました。(文庫本サイズですが、イラストや色が配され、特別な装丁がなされているので、プレゼントにもピッタリだと思います。)
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by monsteracafe | 2011-05-31 23:37 | Life style | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from はるそら通信 ーどうって.. at 2011-06-02 10:25
タイトル : 年末年始に読んだ本① 「生まれてバンザイ」
生まれてバンザイ俵 万智 / 童話屋歌人 俵万智さんが、息子さんの妊娠・出産から幼稚園を卒園するまでの間に詠んだ歌を集めた歌集です。 俵さんは前書きで、子育ての歌は「生モノ」だと表現しておられましたが、そのときの一瞬の新鮮な想いがそのまま残されて伝わってくる歌集でした。こんな風に自分の気持ちをことばに載せられる感性。素敵な才能だなあと思いました。 心に響く歌がいくつもありましたが、特に心にのこった歌をここにご紹介させていただきます。 バンザイの姿勢で 眠りいる吾子よ そうだ...... more
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