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亀田製菓の「手塩屋」

「柿の種」や「ハッピーターン」、「ぽたぽた焼」などのおせんべいで有名な、亀田製菓の商品の1つ、「手塩屋」をモニターさせていただきました。

食べるのは、今回が初めてです。
亀田製菓の「手塩屋」_b0075888_112154.jpg
見て、まず、“おせんべい1枚のサイズが大きいなぁ”と思いました。
(私の手の平くらい(指を含まない)の大きさです。1袋に9枚入っています。コンビニエンスストア限定の一口サイズもあるそうです。)

調べてみると、この「手塩屋」という商品、2005年頃から販売されていたそうです。
派手な宣伝もなく、口コミでヒット商品に成長した「手塩屋」。

商品のホームページを見ると、開発当時の話が紹介されていました。
少し長くなりますが、とても興味深かったので、抜粋・要約してご紹介します。

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開発当時、「堅焼きせんべい」は、おせんべいが本当に好きな人だけが食べる、地域や年齢層の枠の狭い商品でした。
「なんとかして、全国のファミリー層に楽しんでもらえる堅焼きせんべいを作りたい」と思ったのが、開発のきっかけだったそうです。

当時、「堅焼きせんべい」といえば、“お醤油味”が大多数で、“塩味の堅焼きせんべい”は、市場にほとんど存在しておらず、今までなかった世界に踏み込むチャレンジだったそう。

「ただの塩味だけではすぐに飽きが来ます。後を引く、うま味のある塩味を作りたかった」ということで、“だし”と“塩”という、おせんべいの世界になかった味わいを作るため、あの「ハッピーターン」の開発に携わったことで知られる調味の達人、本田仁(商品技術部新商品開発SMチーム主任・当時)さんが味つけを担当することになったそうです。

苦労の甲斐もあって理想とする味ができましたが、生地作りにも問題が。
厚みがあり、ぷくっとした膨らみのある生地に、味をつけるのが難しかったそうです。

こうして完成した商品は、「手塩にかけた、手づくり感のある商品名」ということで、『手塩屋』と名付けられました。

パッケージも、最初のデザインは『手塩屋』という言葉が持つ世界観を重視し、“塩”を前面に押し出していました。
ところが発売後、“だしの味”が評判になり、「そうか、だしが主役だったんだ」、と気づいてから、デザイン変更を重ねたそうです。
現在のパッケージデザインは、「おせんべい、それ自体が最高のデザインなんだ!」という考え方から、原点に立ち戻り、パッケージの透明部分を広げて、おいしそうな中身が見えるよう、消費者の印象に残るよう、ひらがなの「て」をデザインに取り入れるなど、味が完成した後もパッケージデザインの工夫は続いているそうです。

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そんなストーリーのある、「手塩屋」を、実際に食べてみました。
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バリッとした食べ応えがあるものの、昔からの堅焼きせんべいのような固さはなく、職場で簡単に食べられる、程よい食感でした。

また、味付けも、ほどよい塩気で、シンプルなのに、後をひくようなおいしさでした。
1枚の大きさが大きいので、1枚でも十分食べ応えがありますが、2枚続けて食べても、食べ飽きない、そんな感じがしました。
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ちなみに、「だし塩味」のほかに、「だし割り醤油味」もあり、こちらも、辛すぎず、関西人の私には、ほどよい「だし醤油」の味で、こちらも美味しかったです。

どちらも1ケースずついただいたので、実家の家族や職場の同僚、近所の友人にも配りました。
両親世代にも、職場や友人など、私と同世代の人たちにも、「美味しい!」と好評でした。

ちなみに、現在、「手塩屋」のサイトでは、クイズに答えると、豪華なフランス「パリ・ロワール地方6泊8日の旅」が当たる、「http://www.teshioya.com/campaign/index.html#top1
世界のだし発見キャンペーン」を実施中です。
(買って当たるキャンペーンも実施中)

※亀田製菓のモニターに参加中

by monsteracafe | 2012-05-20 07:09 | お気に入り
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