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「心斎橋キャリア塾」 矢野貴久子さん

今日は久しぶりに仕事帰りに「心斎橋キャリア塾」に参加してきました。
何度か参加していますが、産休の間に、第8回になっていました。

今日の講師は、カフェグローブ・ドット・コム代表取締役の矢野貴久子さん。
起業の経緯などのお話を伺いました。

“一生、働きたい!”と思ったこと、アルバイトやフリーランスの編集者からスタートして、途中で予備校に通って医学部受験を志したり、もう一度編集の仕事に戻って「世界で働く日本の女性」の連載を担当したことが転機になったこと、雑誌に替わる新しいメディアを作りたいと考え始めて37歳で起業に至るまでのこと、その中で得た前へ進むためのキーワードなど、面白い内容でしたが、私が共感したところをいくつか挙げておこうと思います。

・自分がやりたいと思ったことを、実現して継続させるためには「ビジネス」にする必要があった。ビジネスにするには、個人ではダメで法人格(企業)が必要だった。組織の中でのステップアップなどいくつかある方法のなかで、実現できる方法がたまたま起業であった。

・思えば、高校時代には将来何になりたいか、どんな仕事がしたいかといった人生のビジョンを持っていなかった。早く気づくためには、選択肢と情報は多い方が良い。「何も知らないで選択
しないのはもったいない!」、仕事からライフスタイルまで「実はこんなやり方がある!」を提案する新しいメディアを作りたいと思った。

・37歳での起業はIT業界では遅めかもしれないが、今の日本社会では「30歳成人」説や、「現代の人生はマイナス10年」説のように、まだ27歳だと思うようにしている。何事も、遅すぎるということはないので、思い込むのが勝ち!だと思っている。

・モヤモヤしているときには、①目の前のことをしっかりやる、②時々深く考えてみる、③お金を貯めておく、のをオススメする。中途半端な気持ちならやらない方がいい。

・強く思えば、道は拓ける。

他にも、起業を考えている人への具体的なアドバイスなどもあり、ナルホド・・と感じることの多い講演会でした。

今までに「心斎橋キャリア塾」に数回参加してきましたが、今日、ようやく、「ああ、私はイキイキと働く女性の“ロールモデル”が知りたかった(会いたかった)のだ」と、参加の動機に気がつきました。
同じように、働く女性がどうキャリアを築いていったか、家庭や子育てなど人生とのバランス(ワークライフバランス)をどう実現していったのか・・・といった新聞記事や本などを好んで読んでいるのも、こうした理由だったんだなぁ、と改めて気付いた一日でした。
by monsteracafe | 2007-03-23 23:56 | 「働く」ということ
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