ポンすけを出産した時は、産前・産後休暇だけで復帰した(夫である雄サンが育児休業を取得してポンすけを育てた)ので、私が母乳をあげていたのは、生後5ヶ月くらいまでで、その間もミルクとの混合でした。
混合の割合も、出産直後から10:0、9:1・・・と徐々にミルクの割合を増やしていき、生後6ヶ月で保育園に通う頃にはミルクだけになっていたと思います。
今回は少なくとも保育園に登園できる来年の3月か4月まで、私が自宅にいるので、母乳を多めでやっていこうかな、と思っていました。
先日読んだ山本ふみ子さんの本の中で、「働くママでも母乳育児は続けられる」という話が紹介されていました。
詳細はこちらの本に書かれているとのことで、早速図書館で借りて読んでみました。
「
もっと自由に母乳育児―マニュアルより赤ちゃんとの「対話」を (健康双書)」
この本が書かれたのは1990年代です。2010年現在は、母乳のよさが理解され、産院などでも母乳をメインで与えるように指導されていますが、この本では母乳を与えることの良さがさまざまな言葉で力説されています。
また、赤ちゃんにとって美味しい母乳を作るためのお母さんの食事、生活習慣、母乳を与えるタイミングや量などについて詳しい説明がされています。
また、母乳が思うように出ない、乳腺炎などのトラブルへの対処法もたくさん載っています。
母乳だけでなく、その後の離乳食など赤ちゃんの食事についての記述もとても参考になると思います。
この本を読んでいると、いかに従来の日本食(主食のごはんをたっぷりと、野菜をたくさん、魚や小魚、豆類などを少量とる)が優れていたかを再認識できると思います。
この機会に、自分自身の食生活や生活習慣をもう一度見直して、赤ちゃんやポンすけにより良い環境を準備してあげたいと思いました。
※追記
昼間働くママが母乳育児を続ける場合、朝起きてから保育園に登園するまでに小刻みで少量ずつ母乳を与えておき、昼休みなど職場にいる間に加圧し(搾乳はしない)、帰宅してから寝るまで授乳、さらに夜中も寝る前と3時頃に授乳を続けていると、よい状態が続くのだそうです。
加圧法は、この本の中に詳しく図解されています。