以前「鴨川ホルモー」を読んで、映像化したら楽しいだろうなぁと思っていたら、とっくの昔に映画化されていた、という話を書きましたが、やっとDVDを借りて見ることができました。
まだ見ていませんが、この春に上映された同じ万城目学さん原作の「プリンセストヨトミ」に比べると、多少低予算で撮影された?ような雰囲気が漂っていましたが(実際にどうなのかは分かりません。私が感じた印象です。)、京都らしい景色や京大らしい?雰囲気が存分に漂っていました。
また、普通の人には見えない「オニ」達を使って戦う「ホルモー」のシーンでは、案外かわいらしいオニたちがアニメーションで表現されていました。
個性的な登場人物たちもなかなかにうまい配役、演技で、楽しめました。
「ホルモー六景」で描かれていたエピソード(凡ちゃんのバイト先、立命館大学の細川さんなど)もちょこっと盛り込まれていて、原作ファンならニヤリとする場面もありました。
何も考えずに、ただこの魔可不思議で良い意味でバカバカしい作品世界を楽しんで見てもらいたいです。