原田知世さん、大泉洋さん主演で、以前から観たいなぁと思っていた、映画「
しあわせのパン」の試写会に当選し、仕事帰りに友人と待ち合わせて一緒に観てきました。
(子どもが2人になってからは、初めての試写会です。温めるだけで食べられる、家族みんなが好きな焼きうどんを朝、作って冷蔵庫に入れておきました。)
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映画の舞台は、四季折々の豊かで美しい自然の姿を見せる、北海道・月浦。
私も好きな、矢野顕子さんの「ひとつだけ」という歌(映画に使われているのは、忌野清志郎さんとの競演)から監督がインスパイアされて、脚本から書き下ろし、オール北海道ロケで製作された作品だそうです。
東京の忙しくめまぐるしい生活から、北海道・月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上で、パン屋さんとカフェ「マ-ニ」を始めた夫婦、りえさん(原田知世)と水縞くん(大泉洋)。
水縞くんがパンを焼き、りえさんがそれに合わせて、地元の野菜などで料理を作り、丁寧に淹れたコーヒーを出すお店です。
日々、色々なお客さんがカフェ「マーニ」を訪れます。
それぞれの季節にさまざまな想いを抱いて店を訪れたお客さんたちが、それぞれの小さな幸せを見つけていく姿を見て、りえさんと水縞くんにも、やがて何かが訪れます・・・。
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四季折々の月浦の景色、「好きなことを、好きな場所で、好きな人とする」ために移住してきた水縞夫妻の“地に足のついた”暮らしぶり、素朴だけれど美味しそうなお料理とパン・・・
そして、「マーニ」を舞台に様々な人間達の想いとやりとりが、時に切なく、温かく描かれています。
映画「かもめ食堂」などを好きな方なら、必ず観てよかったと思える映画だと思います。
映画を観終わった後、試写会の会場に近い、大阪・本町にあるパン屋さん、「
PAINDUCE(パンデュース)」さんから、ハート型のパンのお土産をいただきました。
映画の試写会でお土産をいただいたのは、初めて。
映画とパンで、ほっこりした温かい気持ちになって、帰宅しました。