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ポンすけの保育園最後の発表会

ポンすけの保育園最後の発表会がありました。
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今年、22人の子ども達が演じるのは、「はなさかじいさん」。
それを聞いて、“えらく渋いものを選んだんだなぁ”と思いましたが、先生とお話した時に、
「(2歳児クラスから4歳児クラスの)今までは動物たちのお話だったので、今年は人間の色々な面を演じてもらいたいと思って選んだんです。」とお聞きしました。

でも、この有名な昔話には、主人公の善良なおじいさんとおばあさん、拾われた犬のポチ、そして意地悪な隣に住むおじいさんとおばあさんが出てきます。
“意地悪な隣人役は、誰がするのだろう?”と思いつつ、 役を決めるという日、「○○ちゃんは、いいおじいさんか、ポチの役にしようかなぁ?」と言いながら保育園に行ったポンすけでしたが、彼女が選んできたのは、隣のおじいさん役。

先生が、「テレビドラマや映画のお話で、悪い人の役をしている人は、本当に悪い人なのかなぁ?」と話してくれ、ポンすけはそれを聞いて、自ら一番に手を挙げたんだそうです。
ポンすけに続いて、何人かのお友達も隣のおじいさんとおばあさんの役を希望したそうで、後で先生から、「○○ちゃんが手を挙げてくれて、本当に嬉しかったです。」とお聞きしました。

そして本番。
終了後、これまでで一番、みんなうまくできたと先生がお話されていた、本番のお話です。

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役は数人ずつ割り振られ、別のシーンを交代で演じます。
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出番がないときは、残りのみんなで声を合わせて歌を歌ったり、ナレーションを担当したり、舞台で使うものを移動させたり、他の役割があります。
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シーンが変わると、衣装を交替するのですが、ポンすけの衣装が破けてしまう、というハプニングが。
どうするのかと見ていると、ポンすけは落ち着いて目や口パクなどの表情で、舞台袖の先生方に知らせ、しばらく先生方が舞台の端で動いてくださって、破れた衣装を応急処置で直してポンすけに渡してくれて、事なきを得ました。
それほど長い時間ではなかったと思いますが、本番中の舞台の上で、不安だったと思います。でも、落ち着いて、あわてず、演技に戻ったのはえらかったと思います。
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いよいよ、ポンすけ達のグループの出番。白い髭をつけて、歩き方も少し意地悪そうに。先生が弾くピアノの音も、“ワルモノが登場!”といった感じの音でした。
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借りたうすでお餅をつくと、
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中からヘビが出てきてしまいました!、という場面をうまく演じました。
(予行演習を見学した、妹のたいちゃんは、私や先生方に「ヘビが出てきた!」と話してくれていたのですが、この場面のことでした。)
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最後に枯れ木に花が咲くシーンは、全員で。
枯れ木に1つずつ花が咲いてゆき、
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素敵な桜の木になりました。
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歌(「世界がひとつになるまで」)を全員で歌い、保育園で6回目の発表会が終わりました。

いわゆる「主役」でない子ども達も、色々な役割があり、子ども達全員(と先生方)でつくりあげた舞台、作品でした。
どの子も、本当にイキイキとして、とても上手だったと思います。

発表会終了後、門の前に自然に集まった、子ども達。
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そこに、当たり前のように妹のたいちゃんだけが混ざっていて、たいちゃんも楽しそうにしていました。

観に来てくれた私の両親と一緒に、いつものように、青木駅前の中華料理「翔園」でお昼を食べてから帰りました。
by monsteracafe | 2013-02-16 23:08 | 保育園のこと
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