近所のスーパーの掲示で初めて知ったのですが、関西には「
半夏生(はんげしょう)」に蛸を食べる、という習慣があるそうです。
(節分に太巻きを食べるのと同じような習慣でしょうか?)
「半夏生」とは、暦の
雑節(ざっせつ)の一つで、夏至(6月21日)から数えて11日目に当たる 日で、太陽暦では毎年7月2日頃で、この日から5日間(7月7日まで)をさすのだそうです。
この時期は、「烏柄杓(半夏)」という薬草が生える頃で、梅雨の後期、天地に毒気があふれる時期と考えられていました。
(田植えは、夏至のあと、半夏生の前までに済ませるのが好ましいそうです。)
蛸を食べることで、この毒気から体を守るとか、田植えも終わって疲れが出る頃にこれからやってくるさらに暑い夏の前に体力をつけておくため、また、関西では昔から「稲の根がたこの足のように大地に広がってしっかり育つように」との願いを込めて、半夏生にたこを食べる習慣があったと言われている・・・といった諸説があるようです。
実際に、蛸には、血圧やコレステロール値を下げる働きのある「タウリン」が豊富に含まれていて、高血圧や血管障害などの生活習慣病を予防する効果があると言われています。
スーパーにも、蛸の甘露煮、柔らか煮、酢だこ、刺身、天ぷら、蛸めしなどが売られていました。
産地も色々でしたが、迷った末、地元に近い明石産の茹で蛸を買ってきて、半分はお刺身風にわさび醤油で、半分はきゅうりとわかめと一緒に酢の物にして美味しくいただきました。