松田道雄著 「
私は赤ちゃん」

はじめての赤ちゃん。待ちに待った誕生。しかし、新米の母親・父親にとって子育ては不安の連続でもある。授乳のしかた、衣服の調節、夜泣き、離乳、加えて下痢や発熱、ひきつけなど赤ちゃんの病気も多い。ゆったりした楽しい気持ですこやかな赤ちゃんを育てるために、家庭は、社会はどうあってほしいかを、赤ちゃんの目を通して考える。
(Amazon「BOOK」データベースより)
小児科医の筆者が、1960年に新聞に連載していた記事を本にしたもの。
お友達がオススメしていた本だったので、図書館で借りて読んでみました。
主人公の男の子の赤ちゃんの視点でほぼ前編が書かれています。(ごくたまに、著者本人が出てくる話もあります。)
赤ちゃんのトラブルや変化、成長に対して、周囲の大人がどのように対応しているのかが描かれます。どれも見開きで完結しているので読みやすいです。
時代は現在の数十年前ということで、ポンすけはもちろん、私も生まれていないので、私の母親よりももっと前に子育てをされた世代のお話ではありますが、子育てをしていく中で出てくる悩みはいつの時代も同じ。
数十年前の子育ての「常識」のようなものはこんなふうだったのか、とビックリすることもあれば、数十年前に既に進歩的なことを提案されていた著者の見識に驚いたりしました。
とてもいい本だったので、雄サンにも勧め、続編の「
私は2歳」とともに、2人で読みました。
最初の頃の挿絵にはママが着物を着ていたりして、当時の生活や暮らしの様子を知るいい機会にもなりました。
赤ちゃんがどんな風に感じているのか、知りたいなぁと思った方にはぜひ読んでもらいたい本です。