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初めてのお茶摘み体験

お友達が、岡本の日本茶カフェ「一日」さん経由で案内してくれた、京都・宇治田原町でのお茶摘み体験に、サークルのお友達や両親と一緒に参加してきました。

訪れた、宇治田原町は、日本緑茶の発祥の地なのだそうです。
町のあちこちに茶畑が見えました。
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町は、宇治から車で30分くらい行ったところにありました。
途中、川沿いに山を越えていくのですが、新緑や天ヶ瀬ダムの豊かな水の景色がとてもきれいでした。
数年前にウォーキングでこのあたりを歩いたことを思い出しました。

会場となる茶畑や駐車場がすぐに分かるかどうか、少し不安でしたが、町へ着くとスタッフの方が何人か立っていて、駐車場の場所や、現地にはトイレがないので先に町役場で済ませておくといいなど、教えてくださり、町が総出でお出迎えしてくれているような雰囲気で、とても好印象を受けました。
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受付を済ましたら、早速お茶摘み体験開始。
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21お茶のふるさと塾」のスタッフの方に、お茶摘みの仕方を教えていただきました。
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新芽の部分だけを指の腹で折るようにして摘んでいきます。
新芽は色が明るいので、しばらく作業をしていると、目に飛び込んでくるようになりました。
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この日、参加者が摘んだ茶葉は集めて、後日お茶にして自宅に届けてくれるそうです。
1キロ摘んでも、お茶になるのは200gくらいだそう。
頑張って摘みましたが、改めて大変な作業だと思いました。

手揉み式のお茶の製法も実演してくれました。
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後で見学したお茶の資料館によると、手揉み式(宇治製法)の製茶は、乾燥を含まなくても4時間かかるそうです。

こうした作業を体験してみると、お茶が高価なのも、納得です。
(ちなみに、現代では、茶摘み作業もお茶にする作業も機械化されているそうです。)
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ポンすけは、茶葉を数枚だけ摘むのに参加しました。
後は、私が茶摘みに熱中している間、雄サンとおやつを食べたり遊んだりして過ごしたそうです。

お昼は母が作ってきてくれたお弁当を食べて、午後からは、いろいろなお茶に関する講座がありました。

美味しい日本茶を淹れるコツを教わったり、自分で石臼を挽いてお茶をお抹茶にしたりしました。
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この石臼、摩擦熱でお茶が変質しないよう、熱くなりにくい素材の石を選んでいるそうです。
自分でお抹茶をたてて、いただきました。
うちで何度かやったことがあるのですが、いつもうまく泡がたたなかったのですが、最初にほんの少しのお水(ティースプーン1杯ほど)でお抹茶を溶いておき、少なめにお湯を入れて手早く茶筌を動かすと、うまくいくと教わりました。
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いい泡が立ちました。

ポンすけもやりたがったので、茶筌を少し持たせてあげました。
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なんだかとても楽しそうでした。

最後に、茶香服・茶歌舞伎と言われる、利き茶をしました。
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最初にいただいたお茶と同じものを、続いて5杯いただくお茶の中から当てる、という風流なお遊びです。
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ここでも、子供さんや町の人が総出でスタッフとして動いているのが素敵でした。
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両親はうまく当てたのですが、私と雄サンは1つしか当てられませんでした。

17時過ぎに帰宅し、両親と一緒に少しいただいてきたお茶の新芽を天ぷらにしていただきました。
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お茶にする前の新芽は、あまり強い香りもないのが意外でしたが、おいしくいただきました。

今日は「母の日」でしたが、楽しい一日となりました。
by monsteracafe | 2008-05-11 22:42 | おでかけ
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