最近はあまりゆっくりとお手紙を書く時間が取れなくなってしまいましたが、私はもともと(多分小学校の高学年くらいからポンすけが生まれる直前くらいまで)かなりの手紙魔でした。友人からは「筆まめ」と言われています。
たいていは、自分で選んだお気に入りの便箋やレターセットに、
ペンで思いついたままに手を動かし、手紙をしたためます。
ここ数年、愛用しているのは、
uni-ball Signo(0.5)やuni-ball SignoGP(0.5)などです。
(紙すべりが良く、インク切れなどが起き難く、書き味がよくて、手が疲れないのです。)
でも、本当に憧れているのは、
万年筆。
手に馴染むほど大切に使い込んだ、大人のためのアイテム、というイメージがあります。
いつか、お気に入りの1本に出会って、大切に大切に使っていけたらいいなぁ・・・とぼんやり思っていたところ、こんな
表彰があることを最近、知りました。
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HEART LINE PROJECT 「万年筆ベストコーディネイト賞 2008」
毎年選ばれる合計5名のベストコーディネイター(万年筆の似合う著名人)のうち、
1名はweb投票による「一般選出部門」で選出されるそうです。
この
web投票に参加すると、投票した人の中から抽選で「世界の筆記具」が当たるそうです。
念願のmy万年筆ゲット!のチャンスかもしれません。
・・・ということで、私が“万年筆の似合う著名人”としてイメージしたのは、やはり文筆業の人たち。
実際に原稿用紙に手書きで文章を紡いでいるのか、パソコンのモニターに向かっているのかは分かりませんが、その道で一流と言われるような人は、やはり一流の愛用する文房具をちゃんと持っていそうな気がします。
そして作品にもそのような雰囲気が出ている方・・・ということで、私の好きな作家さんの一人、梨木香歩さんに投票することにしました。
梨木さんの作品「西の魔女が死んだ」は、最近
映画化されて、特に気になっています。
梨木さんの作品には、必ず、手仕事をたいせつに、ゆっくりと時間をかけて、慈しむようにものに命をふきこんでいく女性が登場するような気がします。
まさに、そんなところが、私の“万年筆を使う女性”のイメージにピッタリでした。
・・・ということで、興味をもたれた方はぜひ、web投票に参加してみてください。